葛城山山頂から見る日の出

明日の早朝の夜景撮影に備えて、午後9時過ぎに夜景撮影を終えてテントに戻った。

しかし、普段ならこんな時間に就寝することはないのと、先程までの夜景の美しさに興奮してか、全然眠くならない。

眠そうになった頃、頭上では飛来してくる飛行機のエンジン音が下界よりも大きく聞こえて目が覚める

考えてみたら、「下界よりも約950m飛行機に近いから当然だな」などと考えているから全然眠くならない。

そうこうしているうちにいつの間にか眠り、午前3時半頃に起床する。

辺りはまだ真っ暗だ。

でも、夜の時間が短いこの時期なので早々に朝食のカップラーメンを作って食べるが、食べ終わる頃にはテントの外はうっすらと白み始めてきた。

午前4時15分頃、早朝の葛城山で撮影を開始する。

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午前4時17分

濃紺の空には三日月が輝き、東の稜線の上空はオレンジ色に染まり始めている。

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葛城山は東西南北に開けているのでどの方角も楽しめますが、東側の斜面が切り立っている関係で、奈良の街並みが際立って美しく見えます。

午前4時23分

撮影開始から僅か6分で空はどんどん明るくなってきた。

それに伴い街の光が消されていくようだ。

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視線を北に向ける。

光と闇の境目がどんどんと西へ移動していく。

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北の方向を見ると、こちらはまた夜の世界といった感じ。

同じ場所に立っているのに、視線の方向を変えるだけで、シャッタースピートを数秒遅く調整しなければならない。

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また視線を東の空に戻すと、オレンジ色の光が明るさを増している。

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南の方を見ると、濃紺の空に金剛山の稜線が美しいラインを描いている。

同じ時間でも、見る方向を変わると、これほど明るさに違いがあるんですね。

こういう楽しみ方が出来るのが、山頂が開けている葛城山の特徴です。

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いよいよ東の空が明るくなり、太陽が間もなく顔を出すだろう。

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思わず、 キタ━(゚∀゚)━!! と言う感じ。

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地球の自転速度が感じられるほど、ぐんぐん太陽が昇って行く。

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太陽が完全に顔を出した。

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なんとも美しい光景です。

夜景撮影は何度もしていますが、朝日を見るのは数えるほどなので、この日の朝日は心に沁み入ります。

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太陽の高度少し上がっただけでもう直視は出来ないほど輝きを増して、大和の街を照らしています。

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午前5時13分。

白樺食堂の入り口から丁度朝日が見えます。

ということは、葛城高原ロッジの東側の部屋に宿泊すると、毎朝、朝日で真っ赤に染まるのでしょうね。

なんとも贅沢な目覚めでしょう。

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朝日の撮影も終わり、テントを片付けて下山します。

午前6時7分。下山途中の東のテイクオフに立ち寄り、この日最後の撮影。

すっかり眩しい太陽。

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昨日の登りは夕日に照らされた登山道でしたが、今朝の下山は朝日に照らされた登山道でした。

夕暮れの登山は、いくらライトの装備があるとはいっても、なんとなく寂しさを感じますが、朝日を浴びながらの登山は、反対に元気が湧き出るような気がするのが不思議です。

おまけ

元旦に御来光を拝むには、金剛山よりも葛城山の方が圧倒的に有利です。

山頂が広いので、朝早くから場所取りをする必要が要りません。

また、太陽が大和の街を照らしてゆく様子は、葛城山でしか味わえないでしょう。

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平成24年大晦日~平成25年元旦 金剛山へ年越し登山 その3

金剛山山頂巡りが終わり国見城址広場に戻ると、午前4時を過ぎている。

金剛山山頂という狭い範囲での撮影なのに、時間はあっという間に過ぎていく。

夜景撮影は1枚撮影するのに時間がかかる。

night_climb 241231250101 (50) 国見城址広場からの夜景は、新年を迎えてすぐUSJの花火を撮影したときだけだったなと思い出し、広場から北に少し登ったベンチの並ぶ所から大阪の夜景を眺めた。

新年を迎えたばかりの街は午前4時代でも明るい。

 

大阪府南部方面

手前の街が河内長野駅から三日市町駅にかけての町並みで、奥に関西国際空港が見えます。

大阪湾の対岸には、うっすらと、神戸から淡路島にかけての灯りが見えます。

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大阪狭山市から堺市。

堺市の臨海工業地帯の対岸は、西宮市から神戸市の海岸部。

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大阪市中心部。

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このまま夜が明けるまで夜景を眺めていたかったが、さすがに眠くなってきたので仮眠を取りにテントへ向かう。

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朝目覚めてから、また山頂巡りをして国見城址広場に戻って来る。

同じ場所でも、太陽が出ているとずいぶんと印象が変わる。

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ギラツイタ夜景が見れたときそのままに、空は抜けるように良い天気だった。

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気持ちのいい平成25年の始まり。

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今年は、どんな金剛山の夜景を撮影しようか。

平成24年大晦日~平成25年元旦 金剛山へ年越し登山 その2

午前1時30分。

冷え込みが厳しいので出掛けるのを控えているのか、例年よりも参拝に訪れる人が少ない気がする。

それでも、厳しい寒さの中で一晩中燃え続ける火のまわりには、暖を求める人がいつもいます。

正面の転法輪寺の扉が開けられて、ご本尊が見えています。

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さて、これから夜の金剛山山頂巡りをします。

葛木神社の参道を進む。

月の光が木漏れ日ならぬ木漏れ月となって路面を照らし、灯篭の灯りと相まってなんとも美しい光景が続く参道。

なを部屋の明かりを消して見て頂くと現地での見え方に近づけます。

night_climb 241231250101 (18)灯篭の列が葛木神社へと導きます。

真ん中の白うぃ筋は、転法輪寺から登って来た人のライトが光跡です。

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夫婦杉の灯りが遠くまで届くので、参道は普段でもライトを点灯させなくても歩くことができます。

night_climb 241231250101 (20) 夫婦杉前。

night_climb 241231250101 (21)宝剣塔・福石前。

night_climb 241231250101 (22)葛木神社。

night_climb 241231250101 (23)ブナ林。

降り積もった雪に月光が反射して美し光景です。

ここは条件が良ければはるか200km先まで見通すことが出来るほど展望が開けています。

国見城址広場が西に開けているのに対して、このブナ林の小広場は北から北東に開けていますので、夜景観賞では両方ご覧になっていただきたいですね。

なを、奥に見える山が生駒山です。

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この日は葛城山や生駒山は勿論のこと、比叡山や武奈ケ岳や蓬莱山の灯りが見えました。

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葛城山山頂を拡大。

元旦は葛城山山頂にある照明も点灯させるのですね、今回初めて知りました。

この光のずっと奥に見える二つの光点は比叡山。

葛城高原ロッジの灯りに向こうに広がる町は学園前で、そのさらに奥にポツンと浮かんでいる光が武奈ケ岳と蓬莱山です。

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ブナ林の小広場から参道に向かった所から灯篭の灯りが始まっています。

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少し進むと仁王杉の場所へ。

night_climb 241231250101 (29) 左に降りると矢刺神社

night_climb 241231250101 (31) 矢刺神社から葛木神社を見る。

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葛木神社へ登る階段はまさに天上へ向かうかのようです

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葛木神社。

午前4時でも参拝に訪れる人がいらっしゃいます。

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転法輪寺。

元旦は本堂に灯りが灯ります。

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山頂の夜は寒いので、暖を取る人が絶えません。

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つづく

平成24年大晦日~平成25年元旦 金剛山へ年越し登山

平成24年最後の登山。

大晦日から元旦にかけては、参道脇にある灯篭にはロウソクに火が灯されて、とても厳かな雰囲気になる金剛山。

山頂の売店前の街灯が点灯して、それが雪に反射してきらびやかな雰囲気に包まれる金剛山。

一年に一度、この日だけの光の競演を体験すべく、私にとっては恒例となった金剛山への年越し登山が始まる。

20時45分ごろ、重い荷物を背負って登山を開始。

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テン泊の度に思うが、山用じゃない道具は重いし嵩張る!

今まで使用していたアルミ製三脚から、今回カーボン製の三脚に変えて2kg軽量化したのに、それでもまだ27kgも重さがあるので、駐車場から歩き始めたとたん、この写真の場所でもうテン泊止めようかなと弱音が出てくる。

 

登山中は上空で強く風が吹いているのか、木々の揺れる音がして時折体のまわりの風が吹き抜けて寒い。

登山口の気温がマイナス2℃なんだから、風が吹けば体感温度が下がるのは当然か。

そのかわり、上空に雲がなく月がとても明るい。

月が明るくて雲なないから、登山途中で見える夜景が美しい。

山頂から見える夜景を想像すると、足取りこそ軽くならないが、気分はずいぶん軽くなる。

千早本道を約1時間半かかって国見城址広場に到着。

う~ん、素晴らしい。コレよ、コレ。

コレが金剛山の魅力ですよ。

大晦日から元旦にかけては、街がひと際明るくなるので、夜景は特に輝きを増しています。

眼前広がる夜景はまさに光の絨毯。

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テント設営が終わり、撮影をしているとブログ仲間さん達が登って来られた。

1年ぶりの再開。

1年って早いですね。

平成24年最後の集合写真。

night_climb 241231250101 (4)新年を迎えるとUSJのから花火が上がるらしいので、カメラを向けているが、なかなか打ち上がらない。

しばらくすると、遠くに花火が上がったのが見えた。

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拡大

ちょっと遠いので、知らなかったら見落とすかもしれない。

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この花火は昨年見れなかったので、1年越しで見れたわけで、よかったよかった。

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以下、集合写真の数々。

おなじみ金剛山山頂 看板前。

雪と夜景が一緒の写真が取れる場所って、なかなかないですよね。

全国で他にどこがありますか?

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参道で撮影。

灯篭に明かりが灯るのが元旦だけなので、これが一番元旦らしい写真かもしれません。

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葛木神社前。

皆さん、夜の山での撮影に慣れたのか、2回目ととなる今回はバッチリでした。
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焚火を囲んで温まっています。

やっぱり夜は寒いですね。
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電車の時間の関係で、皆様はお帰りに。あ

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さっきまでの賑やかさはなくなり、静かな時間が流れます。

私は一人残り、金剛山の夜景撮影を続けます。

つづく。
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蒼い静寂に包まれる参道

漆黒の空が徐々に濃紺に変化し、周囲は明るさを増してくる。

8月15日 午前5時を過ぎた時間。

夜明けの時間が遅くなってきたとはいえ、この時間にはライトが不要になるくらいは明るい。

特に、上空が開けた転法輪寺の境内は、とりわけ明るくなるのが早い。

しかし、夫婦杉が鎮座する参道は草木が鬱蒼と生い茂り、まだ弱い太陽の光を遮るから暗い部分がまだまだ多い。

夜は一際明るいこの場所も、夜と昼が入れ変わるこの時間は暗く感じる。

葛木神社の上空も開けているので、周囲から浮かび上がるように明るい。

葛木神社。

夏の強烈な太陽に照らされる前の蒼い静寂に包まれるこの時間は、何とも言えない厳かな雰囲気に満ちています。

金剛山山頂イルミネーション化計画

昨年から考えていた計画なんですが、休みがなかったり怪我をしたりで、なかなか実行することが出来ませんでした。

クリスマス前になると沢山のイルミネーションで飾りつけられて、街は華やいだ雰囲気になります。

そこで、金剛山山頂は素晴らしい夜景が展望できますが、イルミネーションを加えるとどうなるだろうか?

しかし、思いつくことは簡単でも実行に移すとなると考えなければならないことが色々と出てきます。

まず、照明器具をどうするか?

ここは自分の家と違って山の中。

コンセントにつなげば光る照明器具は使えませんので、LEDライトしか選択の余地がありません。

華やかさを演出するためにはLEDライトをどれだけ数を揃えればいいか?

数が多ければ多いほど華やかになることは想像できますが、それを自分で担ぎ上げることを考えると、あまり多く持って行くのは大変です。

そして、担ぎ上げるLEDライト本体の重量は軽い方がいい。

それらを考えて、照明器具はキーホルダー型のLEDライトとし、50個を持って行くことにしました。

持参したLEDライトをベンチや看板に並べて撮影したのがコレ。

ライブカメラを見てた人は「何やってんの?」と思ったでしょうね。

カメラのプレビュー画面を見ると、「アレ・・」

どうもイマイチ・・・

撮影場所を変えると、やっと光っているのが分かるようになった。

上の写真より光が少ないこの場所で、やっと華やかさが出てきたけど、それでもな~・・・

場所を変えて、光の色も変えてみる。

なんか怖い・・・

アイデア自体は悪くないと思うのだけれど、ライトの配置とかもっと暗い場所の方がいいとか検討の余地がたくさんあります。

実行していないアイデアとして、階段の手すりライトを置くというのがあります。

闇に光の点が続くきれいな絵になるだろうと想像していますが、この日は久しぶりのボッカで疲れたのでパス。

こういうことをするなら雪の積もった時期が良いと思うのですが、まだ半年以上先のことなので、まずはどのように写るかテストをしてみたわけですが、まだまだテスト撮影が必要だと感じました。

そして、この金剛山山頂イルミネーション化計画を実施する上で最大に考慮しなければならないのが費用!です。

LEDライト1個は100円の安いものなんですが、これが50個も集まるとね・・・( ;´Д`)

夜と朝のお花見

前回の登山では雪の上を歩いていたのが、今回の登山では花の上を歩いていました。

テン泊道具と撮影機材の重みで気力が萎えそうになったが、植林帯にある登山道奥深くにまで届く月の光が、山頂での楽しみを予感させていた。

やっとの思いで千早本道を9合目まで登り、「楽な道」と示す方向へ進みコンクリートの橋を渡ると、ライトの明かりで登山道脇に咲くの白い小さな花が浮かび上がる。

目的地は目の前に見えている。

闇に浮かぶ白い花を見ると、それまでの苦労が吹き飛ぶ気がする。

両脇に咲く白花の道を見ながら最後の階段を登るり、捺印所前から進路を反対に向け国見城址に進む。

坂の上から金剛山山頂の看板が見える所まで来ると、街灯に照らされた金剛桜が輝いていた。

太陽の下では少々地味に見える金剛桜も、夜になると一転、可憐な花が輝いて見えます。

この日は月が太陽に最接近して大きく見えるスーパームーンの日と、金剛桜の開花が重なり、今年は特に美しい夜の花見が楽しめました。

月光で長時間撮影すると、独特の雰囲気になります。

月の光でなを明るい捺印所前。

時折花びらが舞い落ちて、何とも美しい光景です。

早朝、まだ踏み荒らされていない落ちた花が美しい。

転法輪寺境内で咲き誇る桜。

今回は、人知れず咲く夜の花と早朝の花を楽しめた登山でした。