葛城山山頂から見える夜景

ゴールデンウィークも残り二日となり、怠け心を奮い立たせて水越峠に車を走らせた。

昼間の長い季節とはいっても午後6時近くとなると駐車場は一台も車がなかったが、峠の頂上付近にはまた数台車が残っていて、金剛山からまだ下山途中の人がいるようだ。

日差しに赤みが増してきた午後6時8分に登山開始。

葛城山へダイトレルートで登ると荷物の軽い日帰りでもしんどいのに、今回はテン泊道具を背負っているのでなを辛い。

所々に差し込む夕日が登山道を赤く染めて、夕暮れ独特の美しい眺めが広がっているが、そんな風景を楽しむ余裕もなく、一人気合いを入れながら急坂を登って行く。

行程の3/4ぐらいに差し掛かったあたりだろうか、上から初老の男性が一人下山してきた。

この時点で午後6時55分。

男性はライトを所持しているとのことだったが、こんな時間に下山してくる人と出会うとは思わなかった。

もっとも、その男性にしてもこんな時間に登って来る人がいるとは思わなかっただろう。

お互い「気をつけて」と挨拶をしてそれぞれの行程に戻った。

午後7時を過ぎ、周囲はまだ明るさを残しているのでライトを点灯させても微妙に見え辛い。

木の根に足をひっかけないように注意しながら登り、午後7時17分、東のテイクオフというパラグライダーやハンググライダーが飛び立つ場所に到着。

この場所からの夜景を撮影したくて、昼間に登っていたのが2012/01/10

思った通りの素晴らしい眺めが目の前に広がっている。

重い荷物を背負って登ってきた甲斐があった。

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視線を右にやると、309号線と24号線が交わる室の交差点が見える。

309号線の光の帯が奥に続いているのは、吉野、十津川方面からの帰宅だろう。

よく見ると、あちこちの道路は車のライトが連なり、一本の光の筋となっている。

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東のテイクオフでの撮影を終え、ツツジ園を登ると、やっと葛城山山頂に到着。

西の空の残照もあと僅かとなって、辺りはすっかり暗くなっている。

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湧出岳にある展望塔の光が一際輝いている。

あの場所から夜景撮影をしたいと思い、金剛山展望塔保存会の御所市に問い合わせをしたら、当然のように断られたことがあったな・・・

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ゴールデンウィーク期間なので、宿泊客が大勢いるのだろうか?

食堂で食事をしている人は、こんな時間に登って来た人を見てびっくりしているだろうな。

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今で早朝登山で来たときは真っ暗だったのに、ロッジに宿泊客がいるときは街灯が灯されるようだ。

おかげで、この道はヘッドライトがなくても歩けるほど明るい。

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トイレ前。

照明が点灯しない状態を知っていると、まるで別世界。

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白樺食堂前

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まっすぐ進むとロープウェイ山上駅

キャンプ場はこの道を左に進んだ所にある。

このとき午後8時頃。

まさか先客が4組もいるとは思わなかった。

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テントの設営も終わり、本格的に葛城山山頂の夜景撮影を始める。

まずはおなじみの、葛城山山頂前。

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上の場所から金剛山を見る。

葛城山山頂は木々がなく開けているので、大阪や奈良の街の灯りが降り注ぎ、ライトがなくても行動できるほど明るい。

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葛城高原ロッジの向こうに見える夜景は、かもきみの湯がある辺りだろう。

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左に視線を移動すると、美しい奈良の夜景が広がっている。

画面中央にある畝傍山のシルエットが良く分かる。

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白樺食堂の方を見る。

遊歩道の街灯が点灯しているので、とても明るい。

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大気汚染監視のサイトでは、この日はPM2.5の濃度がやや多いということだったので、展望はあまり期待していたなかったが、思った以上に輝く街が見れた。

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左に画面を移動していく。

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北北東を向く。

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ほぼ北を向く

右は奈良県で左は大阪府

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左日視線を移す。

奈良とは圧倒的に光の量が違う。

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大阪市中心部から大阪湾対岸の神戸まで見える。

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大阪南部の町並みと関西空港まで一望できる。

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淡路島と、明石海峡大橋の夜景が見れなかったのは残念。

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望遠にしてみる。

南海高野線の三日市町駅だろうか。

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こちらにあるS字状の道路は、南阪奈道路。

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こちらは奈良県の、大和高田バイパスと橿原バイパスの交差点付近。

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いつまでも夜景を眺めていたいものだけど、明日は夜明け前の撮影があるので、ここで撮影を中止してテントに戻る。

つづく

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葛城山山頂から見える夜景」への2件のフィードバック

  1. お久しぶりです。
    葛城山頂からは国見灯は見えないのですね。
    ついに葛城山の本格的な夜景写真ですね。
    こんな美しい写真を見ると、ツツジ満開の頃にも暗いうちに山頂に登りついてだんだん夜が明けるツツジ園を撮りたくなりますね。
    電波塔のシルエットがいい感じです。
    黄砂はまだ飛んでますかぁ。

    • お久しぶりです。
      今年度のPTAに当たってしまって、登山の時間がなかなか取れそうにないのが残念です。

      今回は念願の東のテイクオフからの撮影ができたことが最大の収穫でした。
      下界までほぼ遮るものがないというのは、思っていたとおりの素晴らしい夜景でした。

      山頂からは国見灯が見えないのは、国見城址広場北側の斜面が遮っているからで、恐らく木を伐採しても見えることはないでしょう。
      ちなみに、国見灯と電波塔の二つの明かりが見える場所は、河内長野市の外環状線から371号線に左折して走っていると見えますよ。

      つつじ園はおっしゃるとおり、朝日が斜めから差し込む早朝の時間帯は素晴らしい眺めが楽しめることと思います。
      ロープウェイ客がいない時間で、自分の足で登って来た人だけが楽しめる特権ですね。

      この日の大気汚染情報では、PM2.5の濃度がやや多いという予報でした。
      白くもやっているのが、朝もやではなくPM2.5だったのが残念でした。

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