夜に見る花

ピンボケなのでボツにした写真ですが、夜の花はまさにこのように見えます。

背景が黒いからか、人工の光を当てるからかわかりませんが、暗闇に白い花が浮かび上がるように見えます。

それはもう、本当にきれいなものです。

夜間登山の魅力の一つというところでしょうか。

金剛山山頂イルミネーション化計画

昨年から考えていた計画なんですが、休みがなかったり怪我をしたりで、なかなか実行することが出来ませんでした。

クリスマス前になると沢山のイルミネーションで飾りつけられて、街は華やいだ雰囲気になります。

そこで、金剛山山頂は素晴らしい夜景が展望できますが、イルミネーションを加えるとどうなるだろうか?

しかし、思いつくことは簡単でも実行に移すとなると考えなければならないことが色々と出てきます。

まず、照明器具をどうするか?

ここは自分の家と違って山の中。

コンセントにつなげば光る照明器具は使えませんので、LEDライトしか選択の余地がありません。

華やかさを演出するためにはLEDライトをどれだけ数を揃えればいいか?

数が多ければ多いほど華やかになることは想像できますが、それを自分で担ぎ上げることを考えると、あまり多く持って行くのは大変です。

そして、担ぎ上げるLEDライト本体の重量は軽い方がいい。

それらを考えて、照明器具はキーホルダー型のLEDライトとし、50個を持って行くことにしました。

持参したLEDライトをベンチや看板に並べて撮影したのがコレ。

ライブカメラを見てた人は「何やってんの?」と思ったでしょうね。

カメラのプレビュー画面を見ると、「アレ・・」

どうもイマイチ・・・

撮影場所を変えると、やっと光っているのが分かるようになった。

上の写真より光が少ないこの場所で、やっと華やかさが出てきたけど、それでもな~・・・

場所を変えて、光の色も変えてみる。

なんか怖い・・・

アイデア自体は悪くないと思うのだけれど、ライトの配置とかもっと暗い場所の方がいいとか検討の余地がたくさんあります。

実行していないアイデアとして、階段の手すりライトを置くというのがあります。

闇に光の点が続くきれいな絵になるだろうと想像していますが、この日は久しぶりのボッカで疲れたのでパス。

こういうことをするなら雪の積もった時期が良いと思うのですが、まだ半年以上先のことなので、まずはどのように写るかテストをしてみたわけですが、まだまだテスト撮影が必要だと感じました。

そして、この金剛山山頂イルミネーション化計画を実施する上で最大に考慮しなければならないのが費用!です。

LEDライト1個は100円の安いものなんですが、これが50個も集まるとね・・・( ;´Д`)

満月の登山道

この日の登山開始時刻は午後7時34分。

普通ならすでに下山を終えて、その日の山談話に花が咲いている頃でしょうが、登山時間に何の制約もない私はこれから登山を始めます。

さっきまで街中のように明るかった道も、千早本道の入り口に立つと目の前は漆黒の闇。

上の写真の道を突き当たりまで進んだ右側なんですけど、山の闇は深い。

暗闇の坂を歩いていると、ヘッドライトの光にコンクリート構造物が浮かび上がり、砂防堰堤が完成しているのがわかった。また、路盤もコンクリートが打設されて歩きやすくなっていた。

つまり、それほど金剛山から遠ざかっていたわけだ。

七曲がりの階段を登りると、お月さまの光が登山道に差し込んできます。

月が明るければ、この辺りから先の登山道は比較的明るい状態が続きます。

夜間でも千早本道が登り易いのは、登山道が整備されていることもありますが、尾根筋なので空の光や街の光が届きやすいことがあります。

途中をすっ飛ばして、ここはどこでしょう。

千早本道を通い慣れた人なら、このシルエットでここは自衛隊道との分岐だとおわかりでしょう。

この写真はけっこう現地で見るのと同じような感じで写っています。

月の光で空は明るく、ヘッドライトの明かりで登山道の階段がぼんやりと照らしだされています。

下の写真はヘッドライトを消灯して撮影しています。

これぐらいなら、ヘッドライトなしでも登れそうです。

この日は月の光がなんとも美しい光景に見えましたが、登山道で見る月の光は不気味であったりもしますので、気分次第なのかもしれません。

こちらは9合目。

光を拡散するタイプのヘッドライトなら、こんな感じに見えることでしょう。

ゴールの捺印所前。

暗闇の登山道を登ってくると、山頂の明るさはまさに天上界に思えます。

道中の暗闇と光に溢れた山頂のギャップが、金剛山の夜間登山にはまる理由かもしれません。

夜と朝のお花見

前回の登山では雪の上を歩いていたのが、今回の登山では花の上を歩いていました。

テン泊道具と撮影機材の重みで気力が萎えそうになったが、植林帯にある登山道奥深くにまで届く月の光が、山頂での楽しみを予感させていた。

やっとの思いで千早本道を9合目まで登り、「楽な道」と示す方向へ進みコンクリートの橋を渡ると、ライトの明かりで登山道脇に咲くの白い小さな花が浮かび上がる。

目的地は目の前に見えている。

闇に浮かぶ白い花を見ると、それまでの苦労が吹き飛ぶ気がする。

両脇に咲く白花の道を見ながら最後の階段を登るり、捺印所前から進路を反対に向け国見城址に進む。

坂の上から金剛山山頂の看板が見える所まで来ると、街灯に照らされた金剛桜が輝いていた。

太陽の下では少々地味に見える金剛桜も、夜になると一転、可憐な花が輝いて見えます。

この日は月が太陽に最接近して大きく見えるスーパームーンの日と、金剛桜の開花が重なり、今年は特に美しい夜の花見が楽しめました。

月光で長時間撮影すると、独特の雰囲気になります。

月の光でなを明るい捺印所前。

時折花びらが舞い落ちて、何とも美しい光景です。

早朝、まだ踏み荒らされていない落ちた花が美しい。

転法輪寺境内で咲き誇る桜。

今回は、人知れず咲く夜の花と早朝の花を楽しめた登山でした。