平成23年から平成24年 金剛山へ年越し登山(2)

時間は午前2時50分。山頂を後にされたブロガーさん達も、そろそろ駐車場まで下山される頃だろう。

この時間になると、参拝に訪れる登山者もめっきり減り、金剛山山頂は再び静寂に包まれていた。

それにしても、今日は本当に天候がいい。こんなに条件の良い日は、年越し登山では初めてだし、過去の夜間登山・早朝登山を振り返っても1・2を争うほどだ。

明石海峡大橋の七色に光るイルミネーションが美しい。

国見城址広場にあるベンチの向こうに広がる大阪と神戸の夜景。

こんな風景はドラマか映画のワンシーンみたいです。

静かになった金剛山山頂を一人で散策します。

広場の照明が雪に反射して眩しいほどです。

焚火の炎もずいぶんと小さくなっていますが、この火は一晩中炊かれるとのこと。

厳かな雰囲気に包まれている転法輪寺。

この日は扉が空けられていますので、中の様子を見ることができます。

一年でこの日だけ、参道脇にある灯篭が灯されてます。

降り積もった雪にロウソクの炎が揺らめき、幻想的な雰囲気を醸し出しています。

転法輪寺へ至る道との合流地点。

夫婦杉のある場所には街灯が設置されているので、暗闇との対比が美しい。

葛木神社と一の鳥居へ向かう道との分岐点。

この場所では再び暗さが増しますが、前後が明るいので画面ほどの暗さは感じないかもしれません。

きれいな眺めです。

矢刺神社 の前から葛木神社を見る。

神社のまわりにある大木の隙間から洩れる光が荘厳な雰囲気を漂わせています。

画面左にある灯篭の奥が仁王杉になります。

葛木神社参道の写真をご覧になられる時は、部屋の電気を消すと雰囲気が感じられると思います。

葛木神社の東側にある小さな広場からは主に北方の展望が望めます。

国見城址広場から見た夜景と同様に素晴らしい展望でした。

しかしここで、下山されたブロガーさん達にこの眺めを見てもらってないことに気付きました。皆さん、どうも済みませんでした。お詫びにこちらのパノラマ写真でご勘弁ください。

上の写真の中央が葛城山になります。

そこをズームレンズの200mm側で撮影した写真が下。

右下が葛城山山頂に葛城高原ロッジの光。画面奥の右側のひときわ明るいのが蓬莱山のびわ湖バレイスキー場で照明が点灯してますので、ものすごく明るく見えます。 その左側の光が比叡山。山上遊園地と中腹にあるホテル、ロテル・ド・比叡だと思います。

蓬莱山山頂を拡大。

確かにスキー場のように見えますね。

葛木神社を通って国見城址広場に戻ります。

この日は宮司さんと巫女さんが一晩中いらっしゃいます。

夫婦杉の前の参道を下ります。

焚火の炎は温かい気持ちにさせてくれます。

ほんの数時間前まで賑やかだったのが、今では静寂に包まれています。

冬の金剛山のランドマークであるカマクラを写したのはこれ一枚だった。

国見城址広場の上にある場所から広場を写す。

この場所をこんなにきれい撮影出来るのは雪の降る季節だけなんですね。

夏は葉が生い茂ってほとんど視界が塞がれますし。

夜景を眺めていると、元気な声のする集団がやってきた。

ソリはいいとして、大きなタライを二つも持って来ている。一体何に使うのか聞いたらソリ代わりとのこと。元気だな~。

しかし、この子達、「うっわ、やべ~」「やべ~」と連呼してた。

そりゃ、こんな夜景を見たらね。

気持ちは分かります。

その後も続々と登山者が登って来ては、夜景の素晴らしさに感動の声が山頂に響いていました。

午前6時40分頃の国見城址広場。

初日の出を見るために大勢の人が登って来ています。

私も初日の出を見るために東側に開けた葛木神社の移動します。

裏参道から葛城神社東側の広場に向かうと、東の空は赤く染まりつつあります。

前日の天気予報では、曇り空で初日の出は望めないという予報でしたが、これは期待できそうな雰囲気です。

葛城山山頂もくっきりと見えます。

拡大すると、葛城山から初日の出を見る人々が大勢いらっしゃいました。

実のところ、初日の出を見るという点では金剛山よりも葛城山の方が条件が良いように思います。山頂に遮るものがないため視界が開けていることと、金剛山よりも少し標高が低いことで、金剛山は雲がかかっていても葛城山では雲は頭上で視界が開けているということが良くあります。

そうこうしていると、灯篭の炎と同じ色の光が大朴の隙間から漏れてきました。

神社のまわりにある大木が邪魔して見えにくいとためか、この場所から初日の出を拝む人はいませんが、私は木々から洩れた赤い光が神社を赤く染めるように見えるこの場所が好きなんですね。

神社が朝日で赤く染まる様子を見ると、感動する美しい光景でした。

この光景は初日の出だけではなく、天気が良ければいつでも見ることが出来ますますので、機会があれば是非とも早朝登山で登って来られて体験してほしいものです。

初日の出を拝むことが出来ましたので、国見城址広場に戻ります。

一晩中夜の闇を赤く染めていた焚火も、日が登った後には消えていました。

12月31日 午後10時30分に登ってきてから、金剛山山頂を後にするまで約10時間にわたる年越し登山も終わりに近づいた。

終わってみれば夢か幻の世界にいた気もする年越し登山。

今回は、ブロガーさん達と楽しい時間を過ごし、最高の夜景に初日の出まで拝むことができたのは、とても幸せなことでした。

今年も金剛山の素晴らしい夜景を発信していきたいと思います。

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平成23年から平成24年 金剛山へ年越し登山(2)」への8件のフィードバック

  1. 静寂につつまれた山頂もいいですね。
    夜登さんが金剛山の夜に並々ならぬ思い入れを持っておられるのがひしひしと伝わってきます。

    葛木神社裏からの夜景を見逃したのは不覚でした。
    お話ししてたのに・・・

    • 金剛山を紹介するサイトは数あれど、夜景を紹介しているサイトがなかったのが、金剛山の夜景を始めるきっかけでした。
      それで始めてみると、季節や気候や時間によって見える風景が全く違う奥深さに惹かれたというところです。
      時間もかなり押していたようですが、葛木神社からの夜景は無理して見てもらった方が良かったのかと思うと、今でも心残りです。

  2. 夜登さん、色々お世話になりました。
    炎と同色の赤く染まった空・・・
    最高でした。

    またテン泊で和泉山脈でも行きましょう!

  3. 中村さん、こちらこそ食事やお酒でお世話になりました。
    今回のような、雪景色の夜景を見ながらお酒を飲むというのは、いつか実行したいと思っていただけに、充実した一日でした。

    中村さんのハードな山行きの合間に、私とテン泊+夜景+お酒のプランでリラックスするのはいかがですか?

  4. 先日は久しぶりにお会いできてよかったです。
    中村さんとのテン泊の夜はどんなだったのか気になってました。
    単独jで散策されてらっしゃったんですね。
    多少なりとも眠れましたか?
    冬場のテン泊は未体験の世界なのでそのあたりをまた教えていただきたいです。
    極度の寒がりなので。

    • お会いしたのが1年ぶりだったんですね。時間が過ぎるのが早いものです。
      皆様方と別れた後はブログに書いた通りの静かな山頂でしたが、タライを持ったお兄さん方が登ってきてから、続々と若い集団が登って来ては夜景を見て騒いでいました。
      タライの集団は参道の坂で遊んでいたようで、ずーっと声が山頂に響いていましたので、中村さんは満足に寝れなかったかもしれません。

      雪中でのテン泊訓練には金剛山は良いかもしれません。
      めちゃくちゃ寒い時でもマイナス10度ですし、風にさらされる場所もほとんどなく、いざとなれば暖房のあるトイレに駆け込めば済みますから。
      雪中キャンプの練習に一度いかがですか?

  5. あけましておめでとうございます。

    夜登様は過去4度も年越し登山をなさっていたんですね。私たちにとっては今回が3度目の年越し登山でしたが、大阪平野の夜景は素晴らしい光景です。葛木神社の参道の灯篭や、PLタワーもライトアップされている貴重な機会でした。

    今回は「金剛山の夜景」の世界の魅力を改めて実感することができました。撮影されている大和葛城山の写真のアングルの場所は、私も昼間はよく行く場所ですが、夜景がこれほど綺麗だとは知りませんでした。本当に奥が深い世界ですね。

    また来年?の年越し登山でお会いするのを楽しみにしております。

    • あけましておめでとうございます。
      4回なんてまだまだです。
      ブログなどで発信こそしないだけで、金剛山の色々なことをご存じの方が、それこそ数多くいらっしゃいますから。

      今年の年越し登山では、金剛山の魅力はまだまだ計り知れないことを実感したような気がする新年のスタートでした。
      曇っても、雨が降っても、雪が降ってもどれも風情があって良し。
      曇ることが多い金剛山だけに、晴れてくれれば感動です。

      山のまこまさ様も葛木神社で破魔矢を手に入れられたのですね。
      金剛山の破魔矢はとっても御利益があります。
      登山で事故がないう、山登りをする者にとっては最もありがた御利益ですね。
       

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