5月20日 夜間登山

花粉に黄砂、休みのない仕事と、金剛登山が出来ない理由はすぐに見つけることが出来るこの頃。
時間がないなら夜に登ればいいと思いながら、めんどくさいから延ばし延ばしとなっていた。
中村様から夜間登山のお誘いを頂いた時は、いいきっかけを頂いたと思い、久しぶりにザックに荷物を詰めて待ち合わせ場所に向かった。

登山ルートはお任せだったので、やはり安全確実な千早本道から午後7時13分に登山を開始する。
七曲りを登っていると、懐中電灯を持った人が一人下山してきた。
時間を逆算すると、午後7時前に捺印所で押印したことになる。
こんな時間にも登山者がいるとは、さすがだ。
その後は下山する人と出合うことなく、登山道は徐々に暗さを増し、5合目あたりからヘッドライトを点灯させた。

中村様曰く、千早本道は久しぶりとのこと。
金剛山の難ルートを多数登っている方々は、案外千早本道を常用することはないようですね。
私は反対に、千早本道を常用しております。

夜間登山は単独だと怖いものですが、二人以上で登ると昼間と変わらない気持ちで登れます。ましてや最も安全な千早本道ではなおさらです。

そんなこんなで金剛山山頂に到着。
時間は午後8時30分ぐらい。
トイレ前のベンチで、汗で体が濡れいるので着替えをさせていただく。

夜の金剛山は道中こそ暗闇の世界だが、山頂は街灯が灯り、街中にある公園のように明るい。
山頂に滞在する限り、ヘッドライトは不要なほどだ。

中村様のザック。重そうです・・・

着替えも終わり、国見城址広場に向かう。
今日は霞んでいるので遠望はきかないが、金剛山から見る夜景はやはり美しい。
この夜景を背景に記念写真というのは、金剛山に登る人なら一度は撮影してみたいことだろう。


この写真は、ISO320 絞りf4.5 シャッタースピード5秒で撮影しています。

静まり返った国見城址広場では、金剛桜が可憐な花を咲かせていた。
昼間に見ると地味な花だけれど、夜には小さくて白い花が街灯に照らされて輝くように見える。
この金剛桜は誰もいない夜こそ美しい姿を垣間見る事ができるように思う。

ずっと見ていたい夜景だが、中村様が焼肉をごちそうしてくれるとのことで、売店前のベンチに移動する。
山で焼肉とは思いもよらなかったが、なにやら便利なモノがあるようだ。

なるほど、登山でこういう楽しみ方もあるのかと思う。
普段の金剛登山では、ポカリスウェットで水分を補給し、カロリーメイトで栄養分を補給すれば すぐに行動していることを思えば雲泥の差だ。

これから夏になると、下界と違って涼しくて気持ちのいい気温の山頂なので、単独で登って 料理をしてゆっくりと過ごすのも悪くないと思った。

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