カラビナ

金剛登山で使うことはないと思いますが、本格的な登山をするときにはお世話になる道具の一つがカラビナです。

山道具屋で陳列されているカラビナを見ると、アルミニウム合金製ばかりですね、このカラビナは、言わば金属のカタマリなので、一度購入すると一生ものと思われるかもしれませんが、これって実は消耗品なんですね。

では、どこが痛むのかというと、この部分なんです。

命を預ける道具なので、乱暴に扱うことはないと思いますが、丁寧に使用していても、どうしてもあちこちに当たってしまい、傷がついてしまいます。

傷が沢山付いているということは、カラビナに小さな衝撃が数多く加わっているということで、このアルミ合金は、衝撃が加え続けられると、ある日突然破断するという特性があります。

ですから、小さな傷でもあまりに多かったり、大きな傷が見られる場合は、安全のためにカラビナの更新を考える必要があります。

以前こちらで紹介した「Jレスキュー」という雑誌で、レスキュー隊の装備を決定する際、アルミ合金製カラビナは破断のリスクがあるため、鉄製のカラビナをあえて選定したという解説がされていました。

日々訓練を行うレスキュー隊は、器具の消耗もそれだけ激しいわけで、そういう環境では素地に粘りのある鉄製が安全だということで、そういう考えかたもあるんだと納得したものです。

個人の場合はやはり重量軽減を優先しますし、使用頻度もそれほど多くないので、アルミ合金製のカラビナの一択になるでしょう。

使用頻度が多くないとは言っても、年月が経過すると、それなりの損耗が発生しますので、やはり定期的に更新することが望ましいといえます。

しかし、カラビナはどうしても枚数が持つ必要がありますので、それらを更新するとなると、痛い出費になることは間違いありませんね。

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カラビナ」への2件のフィードバック

  1. 命を預ける道具となるとケチることはできませんし、
    悩ましいところですね。
    カラビナの寿命というのはだいたいどれくらいなのでしょう?

    • ロープにはおおよその寿命について説明されているものはありますが、カラビナの寿命について説明しているものは見たことがありません。
      それなのに、定期的に更新しましょうという記事を作成したのは、実際に使用しているときに破断したというカラビナを見せてもらったことがあるからです。
      その実物は記事の写真よりもはるかに傷だらけなのに加えて、ロープによる摩耗もあり、見るからに「交換しろよ」という傷み具合でしたので、見た目というのも重要かと思います。
      では、カラビナの交換時期というのをどのように考えるか。
      高所から岩などの固い所に落としたら、用心してそのカラビナは廃棄。また、傷が多く見られたり、ロープにより摩耗が進むと廃棄、というようにしています。
      しかし、命を預けるような使い方をしないのなら、一生モノと考えてもよさそうです。

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