1月16日 極寒の早朝登山

午前2時半に起床してからパソコンを立ち上げると、金剛山登山道情報金剛山ライブカメラで、山頂の様子と気温を確認する。

そこに写っている気温はマイナス11.4℃

※画像は金剛山ライブカメラから引用

昨夜からの猛烈な寒波で、早朝登山をする頃には、ひょっとして氷点下二桁台まで気温が下がるかもしれないと思っていたが、実際にこの数値を見ると怖さすら感じる。

しかも、下界では前日から強風が吹き荒れていたが、この時間でも風は衰えることなく吹き荒れていた。

この日予定していた水越峠から青崩ルートで登る場合、尾根を進むために、西からの風の影響が大きいのと、その風がマイナス11℃にもなると体感温度はもっと下がるために、安全重視の千早本道に変更することにした。

車を金剛山に向けて走らせ、千早赤坂村役場を過ぎ、新道と旧道が交わる橋から少し進んだ所にある気温表示盤はマイナス3℃を表示しており、さらに進んで河内長野方面から来る道と合流する三叉路にある気温表示盤には、マイナス6℃が表示されていた。

登山を開始したのは午前4時頃。

これから約2時間が一日で最も気温が下がる時間だ。

大阪とは思えない極寒の気温に、風はやはり強く、当然のことながら暗闇を進む。

安全と言われる千早本道でも、この日ばかりは気が抜けない。

これ程厳しい気象条件にも関わらず、数こそ普段よりも少ないが、早朝登山の人はすでに登っていた。

早朝を選んで登る回数登山の人達の強さを感じる。

3号目を過ぎた頃から、いよいよ風の影響が強くなってきた。

木々のすき間から大阪の夜景が輝いて見えているので、雪こそ降っていないが、木に積もった雪が強風で吹き飛ばされて降り注いでくるからたまったもんではない。

5号目を過ぎると、階段が姿を消して坂道へと変貌して、標高が上がるにつれて雪の厚みが増していった。

上空ではゴーゴーと音を立てながら木々を揺らしているが、聞こえてくる音の割には、体のまわりを抜ける風は強くない。

千早本道のルートは尾根から少し下がった所を選んで道にしているためか、直接風を受ける場所というのが少ない。

尾根を通るルートとしては近くに文殊尾根があるが、こちらは風を遮るものがなく吹きさらしになるので、夜間登山では本当に怖い思いをしている。そんな怖い経験もあるので、千早本道の絶妙なルートというのが安全に大きく影響していることに感心している。

そんなこんなで、なんとか金剛山山頂まで登り、回数登山者表彰者が掲示された看板横にあるデジタル表示の温度計を見ると、マイナス10℃と表示されていた。

過去に経験した極寒の気温がマイナス9℃なので、その記録を1℃更新したことになる。

捺印所前ではすでに先着している早朝登山の人達がいた。

街灯が照らし出す巨大なカマクラの美しさからは、遭難すれば凍死するかもしれないような。、厳しい気象状況を感じることは出来ないだろう。

そして、私の後からも、この厳しい気象条件にもかかわらず暗闇の中を登ってくる人がいる。

 午前6時前になると、普段よりも少なめだが捺印所前には行列が出来ている。

暗闇を登るだけでも尻込みするというのに、これほど厳しい気象条件にも関わらず夜の山を登ってくる人がいて、午前6時になるといつもと変わらず開く捺印所。

連綿と続く練成会の歴史の重さを垣間見た気がした。

だが、午前6時を10分も過ぎれば、それまで賑わっていた山頂に暇な時間がやってくる。そのギャップがまた面白い。

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1月16日 極寒の早朝登山」への4件のフィードバック

  1. -10度ww
    もう笑うしかありませんね
    自己ベスト(?)更新おめでとうございます!
    ほんとにどうしちゃったんでしょうね、日本の気候は。

    • ご一緒した時よりも気温が低くて、さらに風が強かったわけですから、当時の気温の低さをご想像下さい。
      それでも服を着込めば寒さに対抗出来るのですが、靴が3シーズン用なのはどうしようもありませんでした。
      登っている途中から足先が冷たくなってきますので、これだけ気温が低いと、長時間行動しようとすると、冬用の靴でないと無理ですね。

  2. 足先、冷たいですよねー
    日曜日は寒すぎました・・・

    帰りにワークマン直行しました(笑)
    この時期の作業着屋さんって掘り出し物だらけなんですよね・・
    冬用長靴、ネオプレンもときの靴下、手袋などなど・・・
    ガッツリ買っても一万円以下でした。

  3. 私の場合は、上着をお洒落なメーカーにして、中空糸シャツや速乾シャツなどの
    肌着類を作業着屋さんで買って、総額を抑えるようにしてます。

    作業着屋さんの服は、安い、丈夫、動きやすいと三拍子揃っていますので、
    登山にはもってこいですね。

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