青崩道から見える夜景

昼間に登った時は「青崩道は大阪の夜景を見ながら登れて楽しいだろうな」と思っていましたが、実際夜間登山で登ってみると、大阪の街の明かりはずっと見えているんですけど、まともに見えるのはこの2ヶ所だけでした。

下の写真はどの場所だったか今となっては分かりませんけど、上の写真と比べて、見え方にあまり違いがないというのが本音です。

しかし、こういう夜景を背に受けながら登る夜間登山というのも、いいものですよ。

夜間登山の魅力

どうして夜間登山なんてするんでしょうね。

金剛山からの夜景を撮影するなら、千早本道だけで事足りそうなものなのに、暗闇の登山道をコースを変えて登るなんて。

恐らくその理由というのは、視点を変えると新たな発見があることでしょうか。

この写真などは、青崩ルートから登るまでこういう構図には気が付きませんでした。

この階段を登り切ったところから何度も夜景撮影をしているんですけどね。

でも、この写真だと雪国の公園のようで、とても標高1100m付近には見えませんが、それでも、夜明け前の青い空を背景に、国見灯の光に照らされて輝く霧氷が美しいです。

それにしても、こんな幻想的な所を登っていたんですね。下山した後は夢か幻を見ているようです。

やはりこういう光景を見てしまうと、夜間登山が止められなくなります。

金剛山の夜景は、いつ登ってもどんな天候でも美しいですね。

水越峠から青崩ルートで夜間登山

昨年の5月に初めて登ったときに、「このルートは夜景を見ながら登れるので、楽しそうだ」と思ってから随分と時間が経ったが、今回念願叶って、水越峠から青崩ルートで夜間登山をすることが出来た。

午前4時15分の水越峠の駐車場は、車のヘッドライトを消せば即暗闇に包まれます。誰もいない山で、いきなり暗闇からスタートするのは、いい気持ちではありませんね。

 新道への合流地点へ向けて一旦下山を開始。水越峠の旧道は昼間でも寂しい雰囲気が漂いますが、夜ともなれば、そりゃあもう。

 309号線(新道)の街灯が見えてきました。

 目の前が309号線(新道)との合流地点。ここから左手方向に登って行きます。

青崩ルートへの分岐点。暗闇でもわかりやすい青崩ルートの入り口です。

しばらくは写真のように丸太階段が整備されているので、夜間でも登りやすく、道に迷う心配がありません。暗闇なので、高低差の感覚が分かりにくいのですが、けっこうしんどいので、一気に高度を上げているのでしょう。

 尾根に出ると、ご覧のように大阪の夜景が目に飛び込んできます。ここから山頂までは、街の灯りを見ながら登って行きますので、暗闇とはいえ、恐怖心が和らぎます。

 

画面右の、暗闇にオレンジ色の光点があるのは309号線の街灯です。

画面左の、暗闇にオレンジ色の光点があるのは309号線の街灯で、車が走っていれば、その様子が見られます。

夜間登山の場合は光が少ないので、このような崖のところは見落としがちなので注意をする必要があります。

月の光がまるで進路を示しているようです。 因みにルートによっては、大日岳の照明を目指して暗闇の山を登って行きます。

ここを登り切ればセトまでもうすぐ。

 セト。

ベンチがありますが、暗闇の中で休憩する気分になれないので、先を急ぎます。

 セトを過ぎると、振り向けば大阪の夜景が木々のすき間から見えています。ここまで来ると、標高が高くなってきたため気温が下がり、それにともない積雪量も増えてきますので、ライトの光をよく反射して明るさが増します。

右手方向には、国見城址広場で輝く国見灯の灯りが見えてきました。そしてこの光に誘導されているかのように、この光に向かって進みます。

これを登りきれば、国見城址広場に到着です。霧氷が国見灯に照らされて美しい。

 国見城址広場に到着。

今日は最後まで月に見守れていたかのように上空で輝いていました。 黒い世界から青い世界になり、もうすぐ夜明けが近いことを示しています。

 午前6時30分頃の捺印所前。早朝登山の人達はすでに下山されて、静まりかえっています。

このように青崩ルートは大阪の夜景を見ながら登るので、夜間登山では景色の変化が楽しめるコースといえます。千早本道では物足りないという人には、オススメの夜間登山ルートです。

登山の度に寒波襲来か

今度の土曜日か日曜に登山をしようと思ってるのですが、天気予報を見ると、日曜日から月曜日にかけて元旦や16日に匹敵する寒波が来るとか。

どうも今年は、寒波襲来のタイミングにあわせて金剛登山をしているようで、年越し登山の大雪が降りしきる中での登山や、1月16日には、過去に経験した最も寒いマイナス10℃の気温など、今までに体験したことのない登山になっている。

今度の登山はどうなるんだろう?

大雪と低温が重なったら嫌だな。

青崩ルートの撮影か、ツツジ尾谷の二ノ滝の撮影をしたいけれど、気象条件が悪いとやっぱり千早本道だな。

雪の多さ

今年は大量に雪が降りますね。

12月28日と1月16日の国見城址広場の様子を比べてみましょう。

ベンチの足がほとんど隠れてしまってますね。

今度は、金剛山山頂名物のカマクラを比べてみましょう。

上が年越し登山の時で、下が、1月16日です。

こちらの写真の方が、今季の雪の多さが実感出来るかもしれません。

これだけたくさん雪が降っているので、毎日でも登りたい気持ちですが、それが出来ないのが残念なところです。

氷点下での携帯電話

気温が氷点下になると、電池を使う製品は動作に支障をきたすことがある。

1月16日の早朝登山では、金剛山山頂にあるデジタル温度計がマイナス10℃を示し、今季どころか、金剛山で経験した最も低い気温だったが、そんな状態でも夜景撮影をして、ツイッターにツイートと現地の画像を撮影してアップロードする作業を、普段と変わらずに行った。

携帯電話の機種は、日立製W52H。

少々古い機種だが、これで現地の様子を撮影してツイッターにアップロードし続けた。

だが、携帯電話は三脚に固定されておらず、フルオートで以下の写真を撮影しているので、携帯電話のカメラと言えども侮れないもがある。

特に手ぶれ補正機能の進歩には驚かされる。

このように携帯電話はマイナス10℃の低温下でも、各機能は支障なく動作することが出来た。

また、ここよりもさらに気温が低い東北や北海道でも、日常的に携帯電話が使用されていることを思えば、 低温下でも信頼できる機器というのは、案外携帯電話ではないだろうか。

そう考えると、登山で携帯電話は必須の道具と言えるかもしれない。

1月16日 極寒の早朝登山

午前2時半に起床してからパソコンを立ち上げると、金剛山登山道情報金剛山ライブカメラで、山頂の様子と気温を確認する。

そこに写っている気温はマイナス11.4℃

※画像は金剛山ライブカメラから引用

昨夜からの猛烈な寒波で、早朝登山をする頃には、ひょっとして氷点下二桁台まで気温が下がるかもしれないと思っていたが、実際にこの数値を見ると怖さすら感じる。

しかも、下界では前日から強風が吹き荒れていたが、この時間でも風は衰えることなく吹き荒れていた。

この日予定していた水越峠から青崩ルートで登る場合、尾根を進むために、西からの風の影響が大きいのと、その風がマイナス11℃にもなると体感温度はもっと下がるために、安全重視の千早本道に変更することにした。

車を金剛山に向けて走らせ、千早赤坂村役場を過ぎ、新道と旧道が交わる橋から少し進んだ所にある気温表示盤はマイナス3℃を表示しており、さらに進んで河内長野方面から来る道と合流する三叉路にある気温表示盤には、マイナス6℃が表示されていた。

登山を開始したのは午前4時頃。

これから約2時間が一日で最も気温が下がる時間だ。

大阪とは思えない極寒の気温に、風はやはり強く、当然のことながら暗闇を進む。

安全と言われる千早本道でも、この日ばかりは気が抜けない。

これ程厳しい気象条件にも関わらず、数こそ普段よりも少ないが、早朝登山の人はすでに登っていた。

早朝を選んで登る回数登山の人達の強さを感じる。

3号目を過ぎた頃から、いよいよ風の影響が強くなってきた。

木々のすき間から大阪の夜景が輝いて見えているので、雪こそ降っていないが、木に積もった雪が強風で吹き飛ばされて降り注いでくるからたまったもんではない。

5号目を過ぎると、階段が姿を消して坂道へと変貌して、標高が上がるにつれて雪の厚みが増していった。

上空ではゴーゴーと音を立てながら木々を揺らしているが、聞こえてくる音の割には、体のまわりを抜ける風は強くない。

千早本道のルートは尾根から少し下がった所を選んで道にしているためか、直接風を受ける場所というのが少ない。

尾根を通るルートとしては近くに文殊尾根があるが、こちらは風を遮るものがなく吹きさらしになるので、夜間登山では本当に怖い思いをしている。そんな怖い経験もあるので、千早本道の絶妙なルートというのが安全に大きく影響していることに感心している。

そんなこんなで、なんとか金剛山山頂まで登り、回数登山者表彰者が掲示された看板横にあるデジタル表示の温度計を見ると、マイナス10℃と表示されていた。

過去に経験した極寒の気温がマイナス9℃なので、その記録を1℃更新したことになる。

捺印所前ではすでに先着している早朝登山の人達がいた。

街灯が照らし出す巨大なカマクラの美しさからは、遭難すれば凍死するかもしれないような。、厳しい気象状況を感じることは出来ないだろう。

そして、私の後からも、この厳しい気象条件にもかかわらず暗闇の中を登ってくる人がいる。

 午前6時前になると、普段よりも少なめだが捺印所前には行列が出来ている。

暗闇を登るだけでも尻込みするというのに、これほど厳しい気象条件にも関わらず夜の山を登ってくる人がいて、午前6時になるといつもと変わらず開く捺印所。

連綿と続く練成会の歴史の重さを垣間見た気がした。

だが、午前6時を10分も過ぎれば、それまで賑わっていた山頂に暇な時間がやってくる。そのギャップがまた面白い。