夜間登山 -千早本道-

金剛山のメインルートである千早本道をご紹介します。

昼間であれば紹介されつくされた感のあるルートですが、同じルートでも、夜ともなれば一味違います。

夜間登山初心者は「安全・登りやすい・道に迷わない」と、三拍子揃ったこの千早本道ルートから登ることをお勧めします。この「安全・登りやすい・道に迷わない」というのは、ボランティアの人達の手により登山道の整備がされているからであり、このような安全な登山道がなければ、「金剛山の夜景」というホームページを作ることは出来なかったと思うだけに、夜間登山をする者としてはボランティアの人達にとても感謝しています。

では、夜の千早本道へ向けて出発しましょう。

さわやかトイレ前。

ここはまだ街灯が灯っているので、郊外とさほど変わり雰囲気です。

違う点は、空を見上げると無数の星が見えること。とても大阪府内とは思えないほど星が見えます。

画面左側が食堂のまつまさ。道路の突き当たりを右に曲がると金剛山へのメインルートである千早本道で、左に曲がるとカトラ谷ルートやツツジ尾谷ルートになります。

高城茶屋前を右に曲がり、いよいよ千早本道の入り口に立ちます。

ここで、目に前に存在する圧倒的な闇にビビります。
これから進むも引き返すもあなた次第ですが、勇気を出して進みましょう。

水場。

街灯がありませんので、ご覧のように暗闇のなかを歩きます。暗闇を歩いていると距離感や高低差の感覚がありませんが、ここまで来るのに結構な坂道を登って来ているのと、早朝登山ではここを登る時間が午前3時とか4時なので、体が本調子ではなく、すでに疲れ始めています。

さて、ここで怖いお話を一つ。

自分の目の前はライトで照らされて明るくても、背後は暗闇というのはとても怖いですね・・・

七曲りの階段。

これから山頂まで延々と階段が続くので千早本道を嫌う人もいますが、こと夜間登山に関しては、視認しやすくて歩きやすいのでとても助かります。

ヘッドライトの光源は写っていても、私の姿が写っていないことからも、山の闇の深さがおわかりでしょう。

七曲りを登り、千早城址からの道と合流する所まで来ました。

これから少し進むと、楠正成公の墓(首塚とも言われているようです)の横を通りますので、何か出そうな雰囲気があるようなないような。

3合目付近。

ライトで照らし出された木々が折り重なるように見えてきれいですね。まさに「夜の山」という感じです。

いやいや、不気味すぎるって。

4合目を過ぎたあたり。

画面奥の石の階段を登ると、水場から登ってくる派生ルートと合流します。

そしてチラホラと雪が見えてきました。この辺りまで登ると、木々の間からチラチラと大阪の夜景が見えるようになります。

このチラチラと見える夜景がずいぶんと励みになるのは、実際に登ったものでないとわかならいでしょう。

5合目まで来ました。

私(黒いシルエット)の右側にバルタン星人の置物があります。

先行していた早朝登山の人が、お地蔵さんを拝んでいらっしゃる様子が写っています。

夜に登っていると、ここから先は気温が下がるのが体感できますので、上に一枚着込みます。

6合目の手前。

画面奥を右に曲がった所にお地蔵さんがあります。この辺りは風が吹き抜けるので寒い、寒い。

さらに進んで、階段が二つに別れている所に来ました。

夜間登山を始めた最初の頃は、右側の階段を登るつもりが何故か左側の階段を登っていました。

7合目を過ぎたあたりまで来ました。

路面の雪が増えてくるとともに、反射する光が増えて明るく感じるようになります。

雪のない季節は暗闇のままですけどね。

8合目の手前まで来ました。

ここまで来ると山頂までもうすぐという気になりますが、以前登った時に濃霧で視界が悪く、頭上でゴーゴーと強風が吹き荒れていたときは、ここで下山を決断したことがありますので、まだまだ油断は禁物です。

8合目の新道との分岐。

山頂が雲に覆われて真っ白なときでも、ここの後ろはからは大阪の夜景が見れることが良くあります。

9合目。

目の前が「山頂への近道」と「楽な道」と書かれた看板が掲げられています。

私は楽な方がいいので左に曲がります。

山頂までもうすぐ。

捺印所前から国見城跡広場に至る道にある街灯が、私を導いているかのように照らしています。

アイコンにも使っている写真はこの場所で撮影したものです。

この階段を登り切ると捺印所前です。

目の前の街灯がそれまでの緊張を和らげてくれます。光のありがたさを実感するでしょう。

満点の星空があなたを迎えてくれます。

画面をスクロールすると、星に見えていた点がモニターのゴミだったということがわかるかもしれませんね。。

お疲れ様でした。国見城跡広場に到着です。

それまでの暗闇から一転、街灯が明るく灯り別世界のようです。

目の前には大阪の夜景が広がり、まさに国見という表現がぴったりの場所ですね。

ちなみに、下界から夜の金剛山を見たとき、山頂付近の光の点は、ここ国見灯の灯りです。

この場所から北にある場所に登ります。

この場所からは、素晴らしい大阪や神戸の夜景が一望出来るのですが、そのかわり吹きさらしの場所なので寒い、寒い。

転法輪寺。

先程の場所からは笹に覆われた真っ暗な道を通り、転法輪寺前に来ました。

これ、雪が積もっている時期はこのように明るいのですが、雪がなければもっと暗いです。

葛木神社の参道を歩く。

個人的には好きな場所なんですが、家族にここの写真を見せると「何か出そう」とのこと。

現地に立つと、山の神に守られているという感じがするのですけどね。

葛木神社へ左の道を進みます。

本来、金剛山山頂はこの左になりますが、神域のため立ち入り禁止になっています。

金剛山の最高地点 葛木神社

葛木神社金剛山で立ち入る事のできる最も高い場所になります。

この場所の夜の写真は珍しいかもしれませんが、灯りが点灯しているので街中にある夜の神社と変わらない雰囲気です。

街中の神社と違う点は、ここから離れると途端に暗闇の世界になるということです。

おまけ。

さわやかトイレ前で撮影していると、早朝登山の車が上がってきたので、三脚を片付けようと慌てて戻っている所。

いかがでしたか?

千早本道はボランティアの人達が登山道を整備してくれているおかげで、夜間でも比較的安全に通る事ができます。

金剛山へ夜間登山をしてみよと思われた方へのお勧めとして、山頂に到着する頃に夜が明けるようにスタートすることです。

こうすれば、下山の時は明るくなっていますので、危険がずいぶんと回避されることでしょう。

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夜間登山 -千早本道-」への5件のフィードバック

  1. ネット上の山行レポは数あれどこんなレポは初めて観ました。
    本当に真っ暗なことがよくわかります。
    それに比べて国見城址広場のなんとまぁ明るいことw
    星空の写真をはさむタイミングもすばらしいですね。
    いいものを見せていただいありがとうございます。

    • おはようございます。おの@あびこ さま。
      夜の登山道の雰囲気がお分かり頂けだでしょうか。

      もう少しすると、初日の出を見に金剛山に夜間登山をしようかと、考えている人がいるでしょう。
      また普段でも、捺印所が午前6時に開きますので、早朝登山をしようかと思っている人がいると思われますので、今回紹介した写真が、夜の金剛登山に安全に登るための情報の一つになればと思っています。

      おの@あびこ さまも一度早朝登山はいかがですか? 
      金剛山山頂で迎える夜明けもいいものですよ。昼間はメチャメチャ眠たいですけどね。

  2. おお!背中を押してくださいますか。
    年明けに初日の出を狙って登山させていただこうかと思っています。
    その前にもう1回くらいは下見に行こうか、とも。
    どこかおすすめの初日の出スポットはご存知ですか?
    千早園地は混雑しそうですよね。
    大日岳あたりはどうかなぁと思っているのですが。

    • こんばんは、おの@あびこ さま。
      新年を金剛山で迎えるのが恒例になりつつありますが、初日の出はまだ見たことがありません。
      聞くところによると、確実に見えるのは千早園地の展望台ですが、人がいっぱいとのことです。
      恐らくその他の、初日の出スポットはどこもいっぱいでしょうね。

      初日の出登山の前に練習で夜間登山をされるのでしたら、今度の土日か30日又は31日に早朝登山をしていると思いますので、都合が宜しければご一緒にいかがですか?
      ツイッターでダイレクトメッセージをして頂ければ、お時間を調整します。

  3. おお!お誘いありがとうございます。
    ちょっと考えて見ます。
    後ほどtwitterからご連絡さしあげます。

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