夜の山を歩くきっかけ

山に登って山頂から素晴らしい展望を見たとき、「ここから見える夜景はきれいなんだろうな」という考えが頭をよぎったことがあると思います。でも下山する頃には、心地良い疲労を感じながら次の登山に思いを馳せて、「ここから見る夜景は・・・」ということはすっかり記憶の彼方に葬り去られていることでしょう。

六甲山や生駒山のように、山頂まで車で行ける山の場合は、自分で運転して行ってもいいし、誰かの運転で連れて行ってもらい、夜景を一緒に見ると言うのも一つの方法です。
感動を独り占めするのもいいですが、感動を共有するというのもまたいいものです。

 

しかし、そういう場所というのはネット社会の現在ではいくらでも情報が溢れていています。
夜景は寒い冬の季節の方がきれいに見ることが出来ますが、下界に比べて気温がグンと下がり、氷点下になることも珍しくない山頂にまでわざわざ行かなくても、暖房の効いた部屋でパソコンのキーボードで単語を入力して検索すれば、すぐに夜景写真がパソコンの画面に写しだされて、素晴らしい夜景を見ることが出来ます。

とはいえ、同じ夜景を写真で見るのと、実際に見るのとでは感動の度合いがまるで違います。
例えるとすれば、同じ音楽を聞くにしても、スピーカーの音とライブとでは全く違うと言えばおわかりでしょうか。
そう、山の頂に立ち、宝石を散りばめたように広がる無数の光の点を目にしたときは、筆舌に表すことが出来ないほどの感動が体を突き抜けます。

そんな素晴らしい夜景を見るためには、夜の山に登る必要がありますが、夜の山に登るための情報はあまり発信されていません。何故なら、夜の山に登るということ自体危険な行為と言われているからです。 夜の山は街灯という照明などなく、都会では想像することすら難しい暗闇に包まれているため、視界が極端に制限されていて非常に危険であるということです。

だが、LEDを始めとして電池性能の向上が著しく、10年前とは比較にならない程明るく、それでいて電池寿命の長いライトが多数発売されている現在、手順を踏めば夜間登山の危険度がかなり回避されるようになったといえます。

そんな世の中ですので、夜間登山は危険なので止めましょうというのではなく、危険を回避して安全に夜間登山をするためにはどうすればよいかということを、金剛山への夜間登山を通して考えていきます。

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